歩掛(ぶがかり)とは|建設積算の基礎

工事の手間・材料の標準数量を表す「歩掛」。積算の基礎から、歩掛マスタをクラウドで管理するメリットまで解説します。

歩掛(ぶがかり)とは

歩掛とは、一定の工事量を仕上げるのに必要な手間(労務)や材料の標準的な数量を表した係数です。たとえば「内装ボード張り1㎡あたり大工0.1人工」のように、単位作業あたりの所要量を示します。歩掛に労務単価や材料単価を掛けることで、工事の積算(見積金額の算出)が行えます。

歩掛を使った積算の流れ

  1. 工事項目ごとに数量を拾う(例:ボード張り 100㎡)
  2. 項目に対応する歩掛を当てる(例:0.1人工/㎡)
  3. 数量×歩掛で所要量を算出(例:10人工)
  4. 所要量×単価で金額を算出(例:10人工×20,000円=200,000円)
  5. 項目を積み上げて内訳書を作成

歩掛マスタをクラウドで管理するメリット

歩掛を都度Excelで管理すると、担当者ごとにバラつき、更新も属人化しがちです。歩掛マスタをクラウドで一元管理すれば、数量を入力するだけで金額が自動で積み上がり、積算のスピードと精度が向上します。セイQの建設見積は歩掛マスタ・単価マスタを標準搭載しています。

よくある単位(人工・㎡・m・式)

積算では「人工(にんく=1人1日の労務)」「㎡(面積)」「m(延長)」「式(一式)」などの単位が使われます。内訳書ではこれらの単位・数量・単価・金額を明記し、取引先が根拠を確認できる形で提出します。内訳書の作り方は 建設見積ソフトの選び方 でも触れています。

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